高知県の山村の昔大正昭和の時代の景色です。どこの山でも炭を焼く白い煙がたちのぼっていました。 赤土で炭窯をつくるのですが土も近くになければ背負い運ばねばなりません。焼く木の上を厚い土で覆いその上をかけ矢などでたたき釜の形にして仕上げるのです。火をつけ白い煙は煙突から出るには数日要し泊まりこみで見るのです。火が木につけば煙の色がかわるのです。木炭になるまで3日以上かかったのでしょう。焼けた熱い炭を短く切り炭俵に入れ縄で縛り出来上がりです。私は小学生のころ祖父が炭を焼いていましので手伝いをしました。炭1俵を背負い1時間くらいの坂道を家まで運んだことでした。 炭は貴重なもので消すのも灰をかけ消し炭として再度使いました。暖房は薪を囲炉裏で燃やすので煙で目から涙がよく出たものでした。 最近木炭が美味しい料理をつくるのに見直され高知県には木炭の最良の木ウバメカシがあり室戸などでは焼いているようです。化石燃料を控えましょう、山には木を使って燃やしてくれと叫んでいます。山村の木材を利用してましょう。 にほんブログ村
by aokinature
| 2013-07-07 13:29
| 林業
|
カテゴリ
以前の記事
2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 外部リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ブログパーツ
最新の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||