木炭を炭窯で焼いています 懐旧の景色です

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高知県の山村の昔大正昭和の時代の景色です。どこの山でも炭を焼く白い煙がたちのぼっていました。
赤土で炭窯をつくるのですが土も近くになければ背負い運ばねばなりません。焼く木の上を厚い土で覆いその上をかけ矢などでたたき釜の形にして仕上げるのです。火をつけ白い煙は煙突から出るには数日要し泊まりこみで見るのです。火が木につけば煙の色がかわるのです。木炭になるまで3日以上かかったのでしょう。焼けた熱い炭を短く切り炭俵に入れ縄で縛り出来上がりです。私は小学生のころ祖父が炭を焼いていましので手伝いをしました。炭1俵を背負い1時間くらいの坂道を家まで運んだことでした。
炭は貴重なもので消すのも灰をかけ消し炭として再度使いました。暖房は薪を囲炉裏で燃やすので煙で目から涙がよく出たものでした。
最近木炭が美味しい料理をつくるのに見直され高知県には木炭の最良の木ウバメカシがあり室戸などでは焼いているようです。化石燃料を控えましょう、山には木を使って燃やしてくれと叫んでいます。山村の木材を利用してましょう。
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by aokinature | 2013-07-07 13:29 | 林業
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