宿屋(やどや)スギ、折れ合いのヒノキ幻の巨木を見て下さい

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高知県野根山街道にあった宿屋スギです。昭和19年室戸台風で倒れました。当時の大きさは幹周り16.6メートル、高さ32メートル、樹齢1000年でした。根元の空洞4畳半5人が泊まれたそうです。
立ったあとに根元の株が保存されたいます。立ったまますらりと入れます、いかに大きかったがわかります。参考に日本一の大杉は南大杉と北大杉の2株ありますが北株は16.5メートルです。
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高知県窪川町にあった日本一のヒノキです。大きさ根元の周り13.8メートル高さ30メートルです。写真では木の裏側は見えませんが大きな枝からとてつもないヒノキだと察します。スギの大きい木はありますがヒノキの巨樹は希少です。高知県には本山町白髪山に樹齢800年以上の天然ヒノキがありますがこの木にはかないません。(古いモノクロームの写真は木がわかりにくいので彩色しました)
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この写真は林野庁で写真を撮っていられ後プロの写真家になられた八木下 弘氏が昭和54年に出された写真集「日本の巨樹」に中にある折れ合いのヒノキをお借りました。記録では昭和53年8月15日撮影、樹齢800年幹周り9.88メートルです。残念に肉がそげ骨となり小さくなっています。樹木は生い立ちから自然の過酷な環境で育つですが短命で終わるもの長寿を全うするもの様々です。願わくばもう少し、いや800年の途方もない歳月親の歳を越して生きたことでしょう。褒めて上げましょう。あなたのもの言わぬすがたから多くの学び得たことにお礼を言いましょう。
by aokinature | 2013-07-08 12:46 | 巨樹巨木
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