稲架(はざ)の風景です。棚田に架けています

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現在は少ない景色になりました。最近は刈取りすぐに袋に入れて乾燥機へと運びます。効率の良い農機ができましたので省力で農業もできるようになりました。私の時代は一株一株を握り鎌で刈っていました。乾燥は私のところではハデと言って高さ5メートル余の丸太を両端にを立てて、横に架ける竹をくくり上に5段6段と稲束を架けていました。それは大きいものでした。上で架ける人に下から稲束をほおり投げていました。小さい子供はその下に遠く田んぼから運ぶ役で背丈と同じ稲束を引きずりながら担ぎました。今でも身体には稲や草の匂いがしみ込んでいます。脱穀は足踏みで大人の横で一日中踏んで助けていました。すねは皮がはげよく血が出ていました。終戦の時代母子で一生懸命働いた懐かしもあり苦しいかったころを思い出します。この時代はみんな生きるのに懸命で日の出前から日が暮れても見えなくなるまで働いていました。いつかは幸せをと夢を抱いて進んだ昭和20年30年の時代でした。

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by aokinature | 2013-10-08 14:46 | 棚田
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