カテゴリ:花の風景( 62 )

山百合が咲く季節です

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7月は野山に行けば百合の花を多く見ることができます。百合は古くから人びとに親しまれてきた花です。頭がでっかちの大きな花で風が吹けばよく揺れるのでユリの名がついたそうです。百合はすべて鱗茎がありますが昔は食料にしましたので里山の人家の付近には多くの百合が自生しています。甘くとても美味しいものです。
上からウバユリ、ヒメユリ、タカサゴユリ、カノコユリ、オニユリ、ササユリ、ハンカイソウ(百合ではありません)
百合は見かたによれば毀誉褒貶の花、白く清楚で美しいがまた突き出た柱頭部は節度がなくみだらともそこでこのような句も
        白百合の臓腑あらはに咲きにけり   田中 亜美
 
by aokinature | 2010-07-14 15:10 | 未分類

カノコユリが谷間に咲きました

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花被片の基部に鹿の子絞りような乳頭状突起物あることからその名があり、種小名は「美しい」という意味のラテン語に由来します。シーボルトによってヨーロッパに紹介され園芸雑誌に「もし美しさにおいて最高のものがあるとすれば、間違いなくこの花である」とまで書かれました。山地や崖に自生し鱗茎は苦いですが江戸時代には飢饉の救荒植物にもなりました。(朝日百科 植物の世界より)
この写真は物部川と安芸川の切り立った崖に長い茎に花弁を垂れていました。クロアゲハが羽ばたきながら蜜を吸っていましたが揺れるので苦労しているようでした。次回に他の百合を紹介しましょう。
 山百合や歯朶の間(あい)より一つ咲く  白雄
  百合の蕊皆りんりんとふるひけり     川端茅舎
by aokinature | 2010-06-25 21:25 | 花の風景

花はなぜ美しいのでしょう

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このような詩があります。自然に存在するものは真実だけで神様の心ですね。

  花はなぜ美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ  八木 重吉
by aokinature | 2010-06-24 18:52 | 花の風景

笹 百 合 が咲きました

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和名はササに似ているいるため、あるいはササの中に自生することから名付けられたようです。このころ一茎に一花またな数花美しい花をつけます。ササユリはみどりの草木の中で咲く、白く清楚で美しい野生の百合ですが少なくなっているようです。これから山百合が咲く季節です。次回にまたご紹介しましょう。
  蜘蛛の糸一筋よぎる百合の前   高野素十
  起き上る風の百合あり草の中   松木たかし
by aokinature | 2010-06-23 21:13 | 花の風景

白い花が咲いていた

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梅雨の月となりました。この季節には白い花が野山には多く見られます。この季節谷間で影で雨に濡れ緑の中に白い花弁を広げている姿、けなげで風情があり詩情豊かなものを感じます。白は清潔、清純、潔白などのイメージがあるのでよりハートに訴えるものがあるのでしょうか。竜鉄也の「紬の女」という歌謡曲がありますが歌詞に、幸せうすい横顔に何故か似合った白い花、運命(さだめ)はかない紬の女、少し重なりますね。花は上からナツツバキ、ヤマボウシ、ミズキ、ヒメシャラです。
by aokinature | 2010-06-11 10:34 | 花の風景

オオヤマレンゲ 天女花とも清楚な美しい花です

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中国名では「天女花」と呼ばれ清楚な感じをよく表しています。枝の先に清らかな香りのある白い花がうつむいて咲きます。花は一斉に咲かずこちらの枝の花が落ちたら向こうの枝の花が咲くというようです。奈良県の大峯山系に多いのでこの名で呼ばれています。花として品格もありうつむいて咲いている姿ひかえめで可愛ですね。
  
by aokinature | 2010-06-03 14:45 | 花の風景

ゴヨウツツジです

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別名シロヤシオ。香美市 高板山 1427.1m 山頂尾根付近に咲きます。花は3年あるいは5年とかの間隔をおいて咲きます。毎年多少は咲くのですがこのような光景にはなかなか出逢えません。樹木は岩場で過酷な自然の風雪を受けてねじ曲がり、太ることもままならずその姿を見ればここに育った厳しさを感じます。どうしてこんなところに生まれたのと聞きたくなります。花の下をくぐりながら眺めるので爛漫に咲いた花に触れながら通ります。ここは群生していますので多くの花が見られます。みどりの中に咲く白い花の美しさに堪能するでしょう。
by aokinature | 2010-05-29 20:37 | 花の風景

ヤマボウシが咲いています

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ヤマボウシ和名「山法師」花序を僧の頭に白い花弁を頭巾に見立てたものといわれます。地味で少し寂しいように見えますが趣がありこの花のファンも多いようです。谷間に雨に打たれて白く咲いている姿、風情があり詩情豊かな想いが浮かぶ花ですね。木の実は甘くて美味しく野鳥の好物でなかなか口には入りません。花は春は黄色い花多いようですが今頃は白い花が多く見られます。植物の子孫を残すため蝶や昆虫、野鳥を呼ぶ工夫の智慧でしょうか。私たちにはきれいな花をお見せいただきありがたいですね。
雨去って 白眉の花の 山法師     米谷静二
by aokinature | 2010-05-26 10:25 | 花の風景

水田の風景に薔薇園が仲間入りです

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今朝早朝5時に昨日買ったレンズの試用に出かけました。高級なもので手の出るものではないのですがオークションで安く手許に入ったので写して見ました。我が眼のレンズは劣化して右目はものが曲がって見える状態で真っ直ぐな線も中が膨らんでいます。美人の顔も少し変形して見えているかもしれません。さて、余計なことでしたが田んぼの中を走っていると薔薇園がありました。今がきれいどころで傍に近かづくと匂いが充満しており鼻孔をいっぱい開き香りを吸い込みました。早朝の澄んだ大気の下で咲き誇る花を見ながら香り嗅ぐひとときは素晴らしいものでした。「朝起は三文の徳」のご褒美をくれたと思います。下の田んぼの写真は植え付けられた苗も土に根をおろしたようです。水田の彼方には山々がかすんで見えます。この田の水もあそこから出てきたのです。右の端の奥の山は御在所山で平家の仁徳天皇の一族が逃げのびて住んだという伝説があります。あの山頂で暮らしていたのですね。風景を眺めるときその中には様々の歴史や文化があるのですね。
先日良い俳句に出逢いました。
  田植え澄む水は力を地にあずけ   雨宮抱星(あめみやほうせい)
   水と土、自然の摂理を表した素晴らしい句です。
by aokinature | 2010-05-21 10:05 | 花の風景

二つの白髪山に花が咲きます

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上は香美市物部の白髪山のミツバツツジの咲いた風景、下は本山町白髪山のアケボノツツジの咲いた風景です。どちらも5月初旬に咲き美しい景色を見せてくれます。初夏の陽射し浴びてこの美しさを謳歌しているようです。
by aokinature | 2010-05-16 08:34 | 花の風景