カテゴリ:環境( 10 )

高知県白髪山のミツバツツジです。鹿たちに負けないでね

四国で最も自然豊かな三嶺を中心としたこの地域は、鹿などのよる獣害で樹木や植物は消滅をしています。歳月と経るに従い更に失なわれていくことでしょう。清冽な渓流覆い繁る緑の樹木神秘な山は原始を思わせる森林です。これは先日山村のお年寄りから聞いた話。田んぼや畑につくったものは猪、鹿、猿、ハクビジン、ネズミ、カラスなど野鳥に喰われてしまう、もうあきらめたがよ、これらも全部はよう喰うてはしまわんろうきに、残ったものを食べることにしたぜよ。と。さて、ここはミツバツツジが毎年5月ころ咲き誇ります。わたしは以前より知っていますので美しい自然の景色として何度も訪れています。ここ数年鹿などの食害で植生は枯れあるいは断ち切られています。写真を撮るのに以前は花は笹や草本で見えず苦労していましたが、今はさえぎるものは少なくなり容易に写せます。笹に全身が埋まり前も見えず汗だくでかき分け歩いたのですが、消えたこの自然を見ると悲しく「来年も咲いてね」と主の花に声をかけ願いました。鹿は生存のための学習をして食べれなかった樹木草本も餌にするようになりました。この地の猟師さんはにがいしきみなど喰うようになったかと驚いています。樹木や植物はバラを出したり匂いを出したりまた届かないところに実をつけたり必死で智慧をしぼり防御しています。私どもは助け船を出さねばなりませんね。この写真は昨年平成13年5月に2日通い撮ったものです。
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高知中部森林管理署ほかボランティアの皆さんはここに植樹をしています。笹の枯れたような状況をよく見て下さい。
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by aokinature | 2014-04-18 11:24 | 環境

セイタカアワダチソウは日本の景色を変えました

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       このすぐ近くに四国霊場29番国分寺があります
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高知県南国市を流れる国分川です。河畔にはご覧のとおりセイタカアワダチッソウが上流から土佐湾に向かい繁茂しています。毎年この季節にこのような景色になります。もうすっかり居場所を構えてこの地の日本の植物を制圧しました。空地荒地放置した地などの情報があれば子孫を住みつかそうとたくらんでいます。秋の青空、水面、川の弧に沿う黄色の花は眺めれば美しい風景ですね。
さて、この近くは土佐国府のあったと言われています。「土佐日記」を著した紀貫之は国司としてこの地に赴任しています。万葉の植物、秋の七草など短歌を詠んでいますがこの風景を見たらびっくり仰天でしょう。背高泡立草の根元で野菊、藤袴、女郎花、撫子、桔梗、など悲嘆に暮れていることでしょう。
春に岸辺を野焼きをするのですが、その後他の野草を押しのけて土手の両岸を占拠しこの季節、天に向かい爛漫の姿を謳歌するのです。北米の旅人は国分川に住み処を南国市役所に登記をしました。

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by aokinature | 2013-10-22 19:08 | 環境

ホテイアオイ美しいね増え過ぎとは引き抜かれるよ

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高知県南国市十市の石土池にホテイアオイが咲き乱れています。ホテイアオイは南アメリカ原産で水面に浮かんで生育し、花が美しいので鑑賞用に栽培されます。現在この池25ヘクタールの南端を緑の葉を広げ花を咲かせて占有しています。以前は蓮が多くありましたが塩分が入り消滅しました、5、6年前よりこの花が埋め尽くしているようです。水の酸素量の低下、生態系の変化など弊害も出てきました。「石土池の自然を守る会」が毎年300トンのホテイアオイを手作業で除去しているそうです。そのことで現在は良い状況で水質も改善してようです。
さて、このホテイアオイ日本には明治時代鑑賞用に持ち込まれました。日本では本州中部以南に野生化しています。繁殖力が強く一株からでも肥料分のある水域では水面を覆い尽くします。水上輸送の妨げ、漁業への損失、腐敗して環境に悪影響を与えます。世界中で「青い悪魔」と呼ばれ恐怖の植物として呼ばれています。この朝釣りでナマズ、ボラ、コイなどねらっているようでしたがブラックマスもいるようで怖いですね。この石土池は湧水からなる自然池で雨水調整池としてつくられた豊かな生態系が存在する環境です。
外来種の生き物、植物もすべて同じように生存して子孫を残すことは本能です。共存するのは困難な課題ですね。引き抜かれるのはつらく悲しいでしょうが、みんなこうしないと生きていけないのですよ。
(Wikipedia,朝日新聞参照)
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by aokinature | 2013-07-11 16:58 | 環境

室戸ジオパークをご覧下さい シオギクも咲いています

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室戸ジオパークは、高知県東部の室戸半島に位置し、面積248.30ヘクタールの室戸市全域を範囲としています。約5000万年〜3000万年前の海底に堆積した地層が分布しているそうでその昔海底で起こった様々の事件を伝える地層を見ることができます。地質遺産の場所なのです。世界各地から地質を研究する学者や学生が訪れています。
ジオ(地球)に親しみジオを学ぶ旅ジオツーリズムを楽しむ場所がジオパークです。私たちの住む環境山や川の成り立ちとしくみを探り生態系や人間生活関わりを考えるその場所です。この室戸岬の岩石も数億年の過去から何があってできたのでしょうか。地球を考える場所がジオパークです。
さて、現在四国東部の固有の植物シオギクが岩石などにしがみついて咲いています。この日は快晴で暖かく歩いていると汗をかくほどでした。シオギクもふりそそぐ陽を受けて磯の香り吸い込み黄色の花弁を見せてくれました。高知も今年は結構寒いのですがここは別天地なのですね。
by aokinature | 2012-12-13 22:23 | 環境

セイタカアワダチソウが清流を異国の風景にしました

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高知県香美市南国市を流域とする延長21Kmの短い国分川です浦戸湾に流れています。写真のとおり川の右岸左岸にキク科の多年草セイタカアワダチソウが大きな円錐状の花を咲かせています。この地の植物を踏みつけ我が世の春と謳歌しているようです。これが秋の風景だと言わんばかりです。負けてはなるかと秋の七草のススキは背を伸ば俺が地主だぞ、クズはアワダチソウに絡みつき俺のすみかを荒らすな、倒してやると必死です。ここ南国市でも河原や荒地、空地などはすっかり占有されました。その昔ここは「土佐日記」を著した紀貫之が住んだところです。。ここに土佐の国府が置かれ紀貫之は国司で邸宅跡があります。驚くのは五重塔の跡地があり塔の心中柱の基礎の石が座っています。推測するに奈良などにある塔に匹敵する大きさではないかということです。残って欲しかったですね。また四国八十八カ所29番国分寺があります。私はこの周辺を散策するのですが万葉の時代を引きつぐ風景で立っていると遠いところを偲ばせてくれます。時代の絵描き、歌人は自然の景色、草花を描き詠んだことでしょう。しかし今この景色を眺めて「春の七草はどこじゃ、さわのなでしこはどこじゃ、知らないものがふえたのう、鼻がかゆいのう」と。
by aokinature | 2012-10-18 10:50 | 環境

自然の無償の恩恵を知りましょう

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自然の「無償」のサービスは目には見えませんが私たちの暮らしを支えてくれています。海からは魚を森林からは木材を昆虫には作物の受粉を川ににはきれいな水を提供してもらっていまう。自然の生態系で生命が守られいるのです。例えば山崩れを防いでいるのも森林の木の根が土壌を固定して浸食を軽減しています。自然の生態系が劣化すれば環境が変化して地球を支えきれなくなります。世界で優先すべきは自然の生態を変えるようなことをしないことです。身の回りを眺めたら反することをしているのが目につきます。日本は経済の発展で住みやすい良い社会になりました。しかし、欠けているものもあります。その一つに道徳心を持ち合わせてないことです。私は野外に出ることが多いのですがゴミをどこにでも捨ててあります。見えないところには粗大ゴミの山です。高級車の窓から空き缶を投げることに罪悪を感じないのです。自分の回りだけきれいにすれば幸せハッピーなのです。このゴミを拾うのは皆さんが払ったお金で払うのです。無駄な愚かな行為で動物にも負けますね。
それでは自然のサービスを書いてみましょう。
・原料の生産(植物、漁業資源、木材やその他の建築材料、非木材林産物、飼葉、遺伝子資源
 医薬品、染料)
・受粉媒介
・害虫および疾病の生物学的制御
・生息地の安全地帯の提供(鳥や動物、昆虫のすみかの提供など)
・水の供給および調整
・廃棄物の再循環と汚染処理
・栄養の循環
・土壌の形成と維持
・攪乱の調整
・気候の調整
・大気の調整
・レクリエーショウン
・文化的役割
・教育的・科学的役割
ここに書きましたことの多くはダイヤモンド社「世界白書」を参考にしました。
by aokinature | 2010-05-18 10:32 | 環境

鹿に樹木が食べられています

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三嶺、西熊山の樹木が鹿の食害で枯れ倒れています。高知中部森林管理暑、三嶺を守る会などのみなさんが2年前より食害防護柵、ネット巻などで防止をしています。私も参加しましたがネット、支柱などを担ぎ山を登り木の元にネットを巻きつけました。頭数も増え続け被害は農山村の生活を脅かす深刻なことになりました。写真はモミの若い木が被害にあい生々し肌をさらけ出し無惨です。「痛い痛い」と叫んでいるようです。この地に生まれ育った樹木もおのれの力だけでは生きのびることもできなくなりました。昔は鹿も同じ森に住む友人だった筈です。どうしてこのようになったのでしょう。
下の写真はきれいだったころのカヤハゲから三嶺に登るところの景色です。現在は笹原はなくなりました。
by aokinature | 2010-05-14 09:50 | 環境

きれいな水は森林の土壌がつくります

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水は生命をはぐくむものです。きれいな水は森林の土壌を濾過して出てくるのです。従いまして水は土壌の産物ですが、その土壌をつくっているのは森林ですから森林が如何に大切かが理解できると思います。水は無料ではありません。木を植えて育てて守っている山村の人たちの労働があってこそなのです。
自然は人の手が加わって守られいるのです。
by aokinature | 2010-04-26 22:23 | 環境

貴重な光景をお見せします

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昭和60年ころの高知県香美市以前は物部村にある西熊山に咲いていた山桜の景色です。現在は一本の山桜もない天然林になりました。見事に咲き誇るこの山桜は有名で多くの人がこの深山に訪れました。
昔はここは焼畑がありそのあとに自生したといわれています。ということはここに人が住み生活をしていたのでしょう。四国は平家の落人が住みついていますが、物部村は祖谷から越す道がありますのでこの土地を住処としたのでしょうか。私は山の調査で奥山に入ることがありましたが、大きな木がありその下にお墓がある箇所に何度か出会いました。もう幻となったこの光景をその昔暮らしたひとたちを思って偲びました。
by aokinature | 2010-04-25 15:05 | 環境

風景は変貌する

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上の写真は四国の剣山の西、高知と徳島の県境にある三嶺の裾野の西熊山の山桜です。毎年4月にはご覧のとおり爛漫の山桜が咲いていました。深山の天然林の中にお見事な美しい光景に只、感動するばかりです。自然の無償のサービスに感謝をしました。
 下の写真は現在の同じところの風景です。歳月はかくも風景を変貌さしてしまいました。森林の遷移で山桜は枯れ果て、モミやツガ、広葉樹が占有をしました。生成と衰減を繰り返し自然は移り変わっていくのです。人も自然も同じ宿命で移ろうのでしょうか清澄な自然に「自然よ永遠なれ」と祈りましょう。
by aokinature | 2010-04-12 21:21 | 環境