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雨の風景を撮りました

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梅雨の最中ここ数日は多くの降雨でした。雨の日写真は普通は撮りませんが、私はすべてのものが濡れた景色は光線が回り好きな被写体です。雨のなか霧に烟る雨景は、情趣があり詩情豊かで絵画などにも名作が多くあります。大雨は嫌ですが、しっとりと静かに降る雨は、ゆっくり眺めれば風情もあり心地よく感じ、景色の色彩も美しく目に映るかもしれません。梅雨が明ければ積乱雲の空、暑い季節が待っています。
by aokinature | 2010-06-29 11:45 | 風景

カノコユリが谷間に咲きました

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花被片の基部に鹿の子絞りような乳頭状突起物あることからその名があり、種小名は「美しい」という意味のラテン語に由来します。シーボルトによってヨーロッパに紹介され園芸雑誌に「もし美しさにおいて最高のものがあるとすれば、間違いなくこの花である」とまで書かれました。山地や崖に自生し鱗茎は苦いですが江戸時代には飢饉の救荒植物にもなりました。(朝日百科 植物の世界より)
この写真は物部川と安芸川の切り立った崖に長い茎に花弁を垂れていました。クロアゲハが羽ばたきながら蜜を吸っていましたが揺れるので苦労しているようでした。次回に他の百合を紹介しましょう。
 山百合や歯朶の間(あい)より一つ咲く  白雄
  百合の蕊皆りんりんとふるひけり     川端茅舎
by aokinature | 2010-06-25 21:25 | 花の風景

花はなぜ美しいのでしょう

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このような詩があります。自然に存在するものは真実だけで神様の心ですね。

  花はなぜ美しいか ひとすじの気持ちで咲いているからだ  八木 重吉
by aokinature | 2010-06-24 18:52 | 花の風景

笹 百 合 が咲きました

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和名はササに似ているいるため、あるいはササの中に自生することから名付けられたようです。このころ一茎に一花またな数花美しい花をつけます。ササユリはみどりの草木の中で咲く、白く清楚で美しい野生の百合ですが少なくなっているようです。これから山百合が咲く季節です。次回にまたご紹介しましょう。
  蜘蛛の糸一筋よぎる百合の前   高野素十
  起き上る風の百合あり草の中   松木たかし
by aokinature | 2010-06-23 21:13 | 花の風景

先人たちの労苦に頭を垂れました

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ここは徳島県木頭村高の瀬峡です。典型的なV字渓谷で奇岩絶壁でもみじの名所として西日本でも有名なところです。私はこの山を見まして驚きました。はるか彼方までの所々ににスギ、ヒノキが植えられているのです。下のふもとからは急峻で滝などあり行くのは不可能です。それはどこかに歩道があると思いますか、落ちないようにかきついて苗木を背負い運んだと想像します。立っていられないような場所に植えてあるのです。おそらく上の方は100年以上もたっていると思います。隣の高知県の物部村にのこのようなところがあり石碑に100町歩植えたと記録をしてあるのを見ました。100年以上の昔のことです。苗木は4月ころ植えますが深山のこの地は寒く凍える身体で鍬を打ち込んだことでしょう。子や孫のためと思い夢を託して一本一本穴を掘り大きく育つよう願いを吹き込んだと思います。しかし、林業は衰退の一途で見捨てられたと言っても過言ではないと思います。この山のスギやヒノキはもう利用されることはないかもしれません。山をみどりにと高揚した戦後から見事にみどりすることができました。しかし、山をつくった先人たちの労苦に報いることはできなかったのではと考えます。木を使わなくなった日本人になりました。それよりもダム、高速道路、自動車等々自然を壊すものが好きだったです。やがて農山村はなくなるでしょう。ふるさとがなくなり悲しいですね。さて、観光地に行き自然の風景など多々見ることがあるでしょう。私は山は木があって貴しと思って見つめます。例えばみなさんはこの高の瀬峡を眺めて美しい紅葉に感嘆するでしょう、少し目を彼方にあるスギヒノキも見て、ここにどうして植えたのだろうと思えば、彼方の老人はわしのことを思って下さるのかと微笑んでいることでしょう。ありがたい、美味しい水を送り給うかと。
by aokinature | 2010-06-18 12:32 | 森林

坂本龍馬のルーツを訪ねました

坂本龍馬の祖先のお墓が南国市才谷というところにあります。お墓は初代と二代三代の2箇所です。この才谷でお墓の掃除などしている方にから聞いたのですが353年前に建てたと記録があったそうです。353年前のころは大阪夏の陣で豊臣氏滅亡徳川の時代となり鎖国令が制定されています。さて、ここでの坂本家は田畑、山など多く持ち資産家だったようです。4代のとき高知の城下に移り質屋業、酒造業をはじめ業績をあげました。城下でも数えられるほど出世をしました。6代の八郎兵衛に二人の子どもがありましたが、兄の兼助が郷士の職を買って別居しそれから3代ののち風雲児坂本龍馬が誕生したのです。
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                坂本家の家系図です
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          初代太郎五郎のお墓です 石室式で、観音開きで中に1個の石碑があります。
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          二代彦三郎三代太郎左衛門のお墓です
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  初代太郎五郎のお墓から見た才谷の風景です。龍馬は祖先の墓に別れを告げ脱藩したと伝えられていますが
  この故郷をどのような眼差しでみたのでしょうか。
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            才谷龍馬公園にある「自然堂」です 向こうに龍馬が居ますね。
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            自然堂に掲げているものです
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       才谷は棚田が多くあり保存されています
by aokinature | 2010-06-14 17:24 | 景観

白い花が咲いていた

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梅雨の月となりました。この季節には白い花が野山には多く見られます。この季節谷間で影で雨に濡れ緑の中に白い花弁を広げている姿、けなげで風情があり詩情豊かなものを感じます。白は清潔、清純、潔白などのイメージがあるのでよりハートに訴えるものがあるのでしょうか。竜鉄也の「紬の女」という歌謡曲がありますが歌詞に、幸せうすい横顔に何故か似合った白い花、運命(さだめ)はかない紬の女、少し重なりますね。花は上からナツツバキ、ヤマボウシ、ミズキ、ヒメシャラです。
by aokinature | 2010-06-11 10:34 | 花の風景

風景の中に入りたいような写真を撮りたいです

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森の写真であればその中に入りたくなるようなもの、女性で写真であれば思わず抱きしめたくなるような写真が良いと著名な写真家が言っていました。この写真はどうでしょうか。少し飛躍しますがお隣の愛媛県出身の白川義員という世界的な自然写真家がいますが、一枚の写真を撮るために職を辞し6年間マッターホーンに通ったそうです。その一枚は充分に表現できませんが、日の出の太陽が山を赤色に染めその下にある湖に映っている写真で彼はこの風景を見たとき彼岸の世界を眺めたと感動しています。この一枚から世界の写真家として大成するのですが、世界の百山、世界の百滝、聖書の世界など主に飛行機から撮影でまさに命がけです。先日NHKで撮影ぶりの放映がありエベレストを窓から大判のカメラで撮っている様子を見ましたが、高度9000m位の窓からカメラを出してシャッターを切っていましたが凄いの一言でした。彼はここは神の世界で人間の来るところではないと語っていました。自然を畏敬し神を信じこの自然を後世に残せねばと世界の自然の風景を撮影をしています。私は写真集を見ましたが、彼の精神に宿る神の究極の言葉を表した自然の美しい写真だと思いました。自然の詩があり真実があり驚異があり、彼の願いである記録と芸術が融合した写真であると思いました。そして深く感動したのも事実です。
by aokinature | 2010-06-08 12:15 | 森林

木の着物です

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私は以前幸田 文の随筆「木の着物」を読みましたがそれを思いだしこのようなものをつくりました。そらは樹皮を木の装いのきものとして見立て書いています。たとえば杉はたて縞またはたてしぼ、松は亀甲くずし、ひめしゃらは無地のきものと思うと言っています。またひめしゃらは赤い肌でしかもそれはうつくしい素肌だと感じていると書いています。
木を見たら布の銘柄に探したり、お似合いになっているとか楽しいですね。木は日々成長しますが赤ちゃんの肌、青年、壮年、老年と木の一生を見るのも興味深いですね。山は頂上に登るのも良いですが、こうして森の中に入り樹木や植物あるいはそこに棲む生き物に触れるのも更に良いと思います。
この写真の樹木は鹿子の木、欅、姫沙羅これは熟年になりました、水目、山毛欅、栃、沢胡桃最後は蔦漆に飾ってもらった山毛欅です。きものとお付き合いですので和名にしました。
ブログに画像を多く入れたため変なものになってるかもご勘弁の程を・・・・
by aokinature | 2010-06-07 14:16 | 森林

オオヤマレンゲ 天女花とも清楚な美しい花です

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中国名では「天女花」と呼ばれ清楚な感じをよく表しています。枝の先に清らかな香りのある白い花がうつむいて咲きます。花は一斉に咲かずこちらの枝の花が落ちたら向こうの枝の花が咲くというようです。奈良県の大峯山系に多いのでこの名で呼ばれています。花として品格もありうつむいて咲いている姿ひかえめで可愛ですね。
  
by aokinature | 2010-06-03 14:45 | 花の風景