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龍馬が山の田んぼに訪れました。農村を応援しています。

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四国の農山村は衰退から消滅に進んでいます。市町村は智慧を絞り山村の維持に懸命に頑張っています。ここ高知県の嶺北もひとりでも多く訪れることを願って龍馬さまにお願いをしたようです。この嶺北盆地で5カ町村があり農林業の盛んなところでした。近くに国鉄の大杉駅があり田舎では珍しく急行が止まる駅で多くの乗降の人がいました。吉野川がここで迂回して四国山脈の脊椎に向かい源流となっています。広大な森林の水1億トンを貯めた早明浦ダムがあり下流の香川、徳島の生命を預かる大切なところです。渇水ともなれば沈んだ昔の風景が表れて、水を大切せんといかんぜよと言っている声が聞こます。
写真を撮るのに棚田の農道、林道を車で4時間くらい走りましたが驚くことがありました。子供をひとりも見ることができませんでした。「子供よどこで遊んでいるのだ」と、ところどころで止まり探しましたが姿はありません。老夫婦の軽四トラックに3台会っただけでした。集落の小学校はすべてなくなり見るとシルバーの集会所の看板がありました。私はここで生まれ高校生までいましたが、学校から帰ると裸足で釣り竿を持ってどこにしょうかと田んぼの道を走りました。川は子供の歓声と水しぶきでいっぱいでした。目を閉じると麦わら帽子をかぶった半ズボンにランニグの少年が竿を淵にたれている光景を思い出しました。その場所もコンクリートの護岸で川でなく水路となっています。
すべては一瞬も止まることなく移ろい変わっていきます、生を受けて始めてみた景色、母の顔、出逢ったすべてものは会者定離、歳月とともに彼方へと去っていきます。見下ろす眼前の山や田畑は私を育ててくれた風景に改めて敬愛の念をもちました。そしていつまでも存在をと願いました。
by aokinature | 2010-07-31 11:44 | 棚田

三嶺などの夏の山頂の景色です

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みどりの山、紺碧の空、白い雲、頂上に立てば視界に入る光景に思わす感嘆の声が出ます。特に三嶺からの眺めには天からはるか海の彼方まで自然の美しい景色に充分に堪能できます。北は徳島県の祖谷の山村が俯瞰でき集落が散在しています。その昔平家の落人が住みついたところです。生き延びるのに敵から逃れるため急峻な地形を選らんだのです。多大な労苦をしたことでしょう。美しい景観も探れば歴史がありこうした風景をつくったのですね。
写真は上から三嶺、三嶺から見た西熊山天狗塚など、綱附森、矢筈山等です。
by aokinature | 2010-07-25 16:46 | 風景

三嶺、西熊山の渓流の風景です。

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梅雨も明け暑い夏が来ました。見上げると青い空に入道雲、ぎらつく太陽が夏だぞうと見下ろしています。クーラーの部屋で暑さをしのぐのも良いですが、天然クーラーのあるお山も更に増して涼しい自然の住まいです。沢山の雨が山に降りました。谷を見て溢れ出る水を眺めると、どうしてこのような多量の水あるのかと不思議に思います。雨水は山の岩石を洗い溶かし川に運ばれて海に注ぎ込まれます。雨水はナトリウム、塩素、リン、マグネシウム、鉄など生命の元素が含まれています。樹液にも同じ生命の元素があります。森林を通った水は肥沃な成分となり植物や生き物の地上の生態を守ってくれます。瞬時に多くの水を吐き出すのではなく、樹木や土壌が抱え込んだものを制御して送り出しているようです。この偉大なる恩恵に感謝をしましょう。
by aokinature | 2010-07-18 16:54 | 水の風景

山百合が咲く季節です

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7月は野山に行けば百合の花を多く見ることができます。百合は古くから人びとに親しまれてきた花です。頭がでっかちの大きな花で風が吹けばよく揺れるのでユリの名がついたそうです。百合はすべて鱗茎がありますが昔は食料にしましたので里山の人家の付近には多くの百合が自生しています。甘くとても美味しいものです。
上からウバユリ、ヒメユリ、タカサゴユリ、カノコユリ、オニユリ、ササユリ、ハンカイソウ(百合ではありません)
百合は見かたによれば毀誉褒貶の花、白く清楚で美しいがまた突き出た柱頭部は節度がなくみだらともそこでこのような句も
        白百合の臓腑あらはに咲きにけり   田中 亜美
 
by aokinature | 2010-07-14 15:10 | 未分類

高知県本山町白髪山の天然ヒノキを紹介します。大きい樹木ですよ。

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高知県本山町 白髪山の天然ヒノキの巨樹巨木です。国有林で学術参考保護林に指定されている貴重な森林です。見てわかるとおり根株がとても高いことに驚くでしょう。根株倒木などから種子が発芽しそこから地面に根をおろし成長したと考えます。一年に数センチしか伸びない根は地表に着くまで50年以上の歳月をかけたことでしょう。ここは岩が多いので樹木はこの方法で子孫を残す工夫をしたのだと思います。樹齢は800年以上と推定されているようです。材質はきわめて優れており宮大工の西岡常一さんが書いた著書「法隆寺を支えた木」のなかで日本一と、更におそらく世界最高の材質といってよいであろうと書いています。時代をさかのぼれば江戸時代土佐藩は幕府に献上し、城や神社仏閣の建築に使われました。多量の木材が吉野川を筏で下ったので阿波徳島では自然破壊になるので止めてくれと言われたそうです。
一番上は頂上にある白骨林で過酷な自然の風雨に耐えていましたが衣服をはぎ取られました。骨になっても死んではいません生きて山を守っています。樹木は巨木で幹の回りは5、6人で囲むものもあります。高さも40メートル以上のものも多くあります。痩悪な地と厳しい自然の場所で長い歳月をかけて、天に向かって伸びたこの樹木を見たら木のイメージが変わるかも知れません、そう思います。高知県には魚梁瀬スギがあります素直でまっすぐに上に伸びています。このヒノキは幼いころ太るのに苦労したようで、倒れないように足腰はしっかりと踏ん張っています。お逢いしましたらご苦労の多かったこと労いの言葉をかけて下さいね。
by aokinature | 2010-07-07 12:19 | 森林

棚田の風景です。田んぼは水をつくります。

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高知県大豊町の棚田です。水田は米をつくりますが、洪水を調節し、地下水を涵養し、川へ良い水を流す役目をしています。ダムの働きをしているのです。調査によれば降水量の貯水はコンクリートなど人工の施設の貯留量より林野での貯留量がはるかに多いのです。ダムをつくるより、ふるさとの山を守れば水は確保できます。コンクリートより「みどりのダム」をつくりましょう。
by aokinature | 2010-07-04 17:32 | 棚田

棚田の風景です。放置されている田畑が増えています。

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ここは高知県香美市有瀬(あらせ)の棚田です。物部川を見下ろす山の斜面につくられた棚田です。
先日訪れたとき上から2番目のところで70歳すぎの方が畦を刈っていました。見上げると上に棚田がありましたが、葛と雑木が生い茂りところどころに石垣が見えました。お年寄りは私が写真を撮ることを察したのか、昔はここは黄金に染まってそれはそれはきれいじゃったと話してくれました。下の写真のようになっているようです。奥の端まで行くと一軒のお百姓さんの家があり100年以上たっており古風で保存をしたいような民家でした。さすが凝ったつくりで梁や桁、柱など見飽きることもなく眺めました。周囲にはゆず、もも、うめ、柿、びわあるいは多種の野菜などをつくり自給できるよう工夫をして暮らしているのです。この土地でおそらく生涯を送るようですが天の恵みに感謝して暮らす、シンプルイズベストの生活を見習いました。
by aokinature | 2010-07-03 15:10 | 棚田

スギ、ヒノキの山は尊い風景です。ダムを満腹にします

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降雨の多いこの時季ダムは満水になります。風景はみどりと水に覆われ四季のなかでも自然の表れた美しい眺めです。山に済んでいれば水にはあまり心配しませんが、地球規模で考えると深刻な問題となっています。噂では日本の水の出る山を外国人が買っているとも聞きます。ここは高知県香美市の永瀬ダムとそこに暮らす大栃の集落です。森林が90%以上占める山村でこの奥は山また山でスギやヒノキ、天然の森林が囲み、そこからの水がこのダムに集まっています。
気候変動で地球は予測できないことが起きています。津波、崩壊、病害など生命を脅かす環境と向きあい暮らすことになりました。人間は富、豊かなことばかり求めすぎたのかもしれまん。宇宙の法則に反することをしてきた結果、このような地球の環境をつくってしまったのではないでしょうか。自然の猛威を知ってから壊した自然の存在を知るのです。
水道の蛇口の奥はオーバーに言えば地球の環境にもつながっています。あなたが足下に流した水が海にそして大気になり再び雨となり長い歳月をかけて戻っているのです。
美味しい水が飲めるのは森林があってこそなのです。この土地のような森林が雨水を濾過して作るのです。古代から山に木を植え育てた守ってきた山の人々に感謝しましょう。その労働は尊いものです。労苦の汗と木に愛情があるのです。観光地や景勝地の景色は美しいですが、スギやヒノキのある山の風景はそれよりも価値もあり大切なものだと思います。人と自然のつくった景観です。自然は人間の上位に位置するものですね。そのことを忘れなければ自然は私たちを守ってくれるでしょう。
by aokinature | 2010-07-01 15:13 | 景観