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緑を見たり森の中に入ると何となく安らぎあるいは落ちついたりします。なぜでしょう。これは人間がサルから進化してきたからと言われています。歴史をさかのぼれば爬虫類の時代森の中で樹上生活をしたのはサルだけでした。木の上で暮らしてきたということはすべて身の回りが緑に囲まれていたことです。人間はサルの性質を引きついでいますが、緑の中に入ると心が休まり安堵する気持ちになるのはこの性質が遺伝子として組み込まれたのでないかと考えられています。緑に対する深い思い入れが身体の中に入り込んでいるからです。本能のようなものです。人間は自然から離れられないのです。さて「山笑う」と季語がありますが山々は木の若葉が塊となって山頂から山裾まで広がる風景になりました。「山粧う」秋の紅葉も良いですが新緑のこの季節には更に惹かれます。この画像は高知県三嶺西熊山付近のものです。萌黄から緑へと変っていますね。香料界ではみどりの香りをグリーンノートということばで表しています。イメージとしてはやすらぎ、健康、若い生命、新鮮、美肌?などです。森は故郷です。すべて地球に存在する生命は植物の葉緑体に結びついています。人間も草食動物もさらにその動物を食べる肉食動物も植物に依存しています。自然に尊敬の念をそして感謝し大切にしましょう。感動さしてくれる自然を守りましょう。
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by aokinature
| 2012-04-30 10:43
| 森林
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 先頃山間地を3日ばかり訪ねて春の風景を眺めてきました。深山ですので季節は少し遅れて迎えます。桜も見頃で棚田、森林の中で春の陽を浴びて美し景観となって披露してくれました。下界の雑踏騒音のお花見より価値ある桜と自然のお花見です。民家の前で写真を写していますとそこに植えられた桃、椿、沈丁花の香りが漂い鼻腔から体内へ耳からは鳥の囀りと春のごちそうをいただきました。存在するものはこれから活躍する季節、自然は善なる行為を始めるのです。わたしたち人間は自然の行いによって助けられて生きています。 自然の風景、景観は美しいですが、その中には人間の労働の労苦がしみ込んでつくられた景色なのです。この棚田も苦楽の歴史が現われた景色なのです。滴る汗と一緒になった水田になったのです。わたしは幼いとき背丈が稲の丈と同じくらいのころから田んぼで手伝いをしましたのでよく分かります。 自然は我を導くという言葉がありますが、まさに教科書で細部を見ていけばいろいろのことを知り学ぶことができます。例えばここの集落を見ると狭隘で急峻な地形に何故住みついたのだろうと思えば、この山を越えれば祖谷の集落おそらく源平合戦で敗れた平家の落人が逃げ隠れたのではと歴史をひも解きたくなります。さてもみなさん、季節は青葉若葉、みどりは目薬、お医者さんにもなります。森の香りはこの世で一番美しい香り、人類の故郷の香り、自然のサービスに感謝して心に身体に吸い込み長生きしましょう。 ▲
by aokinature
| 2012-04-18 15:29
| 棚田
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 私の住む周辺の風景です。自然の風景も人のつくった景観も等しく美しく感動も感激もします。それぞれの風景も多くの人がかかわってつくられたものなのです。上の2枚の貯水もその昔生きるために築いた労苦の堤で多くの飢饉から人を救ったという記録があります。山に入ればスギやヒノキの多いのに驚くでしょう。高知県は全国で一番の木を植えています。彼方の山のてっぺんに苗木をかついで登ったのです。遠いところは3時間も4時間も一歩一歩這い上がったのです。車で通りすぎるのではなく少しでも止めて見て下さい。山村、田舎は衰退さらに消滅と進んでいます。山には戦後植えた有り余るスギやヒノキがあります。早く私を使って家を建ててと悲鳴をあげています。国は外国か木材を輸入したことさらに木材を使用しなくなったことが大きな原因です。しかし私たちの生命はは山から生み出されもの、例えば空気、水、気温の調節など恩恵ははかりしれません。山村の人たちが植え育て守ってくれたからこそ自然があるのです。科学の進歩で豊かな社会になりましたが、支えてくれた人たちのことも忘れないようにしましょう。あなたの生まれ遊んだ山や川の故郷も幻の風景になることもあるでしょう。草や木で覆われ隠れてなくならないように応援してあげましょう。 ▲
by aokinature
| 2012-04-05 22:20
| 花の風景
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